― 企業と地域が、日常から頼りあえる関係をつくる ―
制度の趣旨
横浜地域共助サポート登録制度は、暮らし・子育て・防災などの分野で、地域住民・企業・まちがゆるやかにつながり、「頼りあえる関係」を日常から育てていくことを目的とした登録制度です。
平時の関係性がそのまま非常時にも活きるフェーズフリーな共助の仕組みを目指しています。
なぜ、企業の参加が必要なのか
近年、地域では次のような課題が顕在化しています。
- 地域のつながりの希薄化
- 子育て世帯・高齢者世帯の孤立
- 地域で活動する際の場所や機会の不足
- 災害・防災への不安
こうした課題は、行政や個人だけでは解決が難しく、地域に根ざす企業の関与が不可欠です。企業が地域の中で「支える側」として可視化されることで、市民にとっては「困ったときに思い出せる先」が生まれ、地域全体の安心感につながります。
登録するとできること(登録・掲載はすべて無料)
1.地域の共助パートナーとしての可視化
- 「横浜地域共助サポート登録企業」として登録
- 登録証・登録番号を付与
- 店頭・受付・Web等で掲示可能
地域の中で「頼っていい企業」であることがひと目で伝わります。
2.市民向け登録企業一覧への掲載
- 市民が「安心して頼れる企業」を見つけられる一覧ページに掲載
暮らし・子育て・防災など、困りごとの入口が可視化されます。
3.地域・防災・生活情報の共有
- 地域で必要とされる情報を発信したり、受け取ったりすることができます
日常の情報共有が、非常時にもそのまま機能します。
日常・非常時に、企業ができる共助の例
横浜地域共助サポート登録制度では、無理のない範囲で、できることから関わることを大切にしています。専門性や大きな負担は必要ありません。日常の延長にある行動が、地域の安心につながります。
【日常(平時)】にできる共助の例
例:
- 交流イベントのスペース提供
- 地域の暮らし・子育て・防災情報の掲示・案内
- 店頭や受付での声かけ(「地域情報はこちらで見られますよ」など)
- チラシ設置・掲示スペースの提供
- 地域イベントや取り組みの周知協力
- 子育て世帯・高齢者へのちょっとした気配り
- 従業員同士の子育て・暮らしの情報共有
特別なことをしなくても、日常の接点そのものが“共助”になります。
【非常時(災害時など)】にできる共助の例
例:
- 営業状況や安全情報の発信・共有
- 店舗前での簡易な声かけ・案内
- 一時的な待機・休憩スペースの提供(可能な場合)
- 備蓄品・物資の提供(無理のない範囲で)
- 地域への情報中継・つなぎ役
日常で培った関係性が、そのまま非常時の支え合いにつながります。(フェーズフリーの考え方)
共助の関わり方について
- すべてを行う必要はありません
- できること・できる範囲での参加で問題ありません
- 状況や事業内容に応じて、関わり方は変えていけます
登録要件
以下、すべてにご同意いただける企業・団体が対象です。
- 本制度の趣旨(地域共助・情報連携)への同意
- 登録証・登録番号の掲示
- 地域コミュニティアプリ 「マイコミュ」 の周知協力(アプリ内の横浜コミュニティに参加)
マイコミュの周知について
以下のいずれか(複数可)の方法で、地域情報共有の一環としてご協力をお願いしています。
- 自社Webサイト・SNS
- 会員・顧客向け案内
- 店頭POP・チラシ
- 社内・関係者向け広報物
※ 広告・販売目的ではありません。
「マイコミュ」アプリって?
共助コミュニティアプリ「マイコミュ」では、横浜の地域情報、モノの譲り合い・貸し借り、暮らしや子育ての頼り合いなどを手数料ナシで利用できます。(アプリダウンロード後、『横浜シェアタウン 横浜スタイル俱楽部』にご参加ください)
本制度のスタンス
まずは「地域を支える企業として登録する」ことから始められます。
- 協賛のお願い
- 金銭的な負担
- 企画参加の強制
これらは、登録時点では一切ありません。
登録後の関わり方
STEP 1|登録パートナー(無料)
- コミュニティへの登録・周知への協力
- 市民向け一覧ページへの掲載
地域との関係づくりの入口です。
STEP 2|協賛・協働パートナー(予算相談)
- 地域イベント、防災、子育て施策などへの協力
- 自社の強みを活かした地域向けの取り組み
- コミュニティ内での情報発信(非広告)
- コミュニティ施策への協賛
- 地域課題解決プロジェクトの共同実施
- 防災・子育て・共助分野での中長期連携
※ 予算ありきではなく、目的・想いが合う場合のみご相談します。
よくあるご質問
Q.掲載して終わりになりませんか?
A.本制度では、登録後も定期的な情報共有や参加機会を設け、関係性が動き続ける設計としています。
Q.途中でやめることはできますか?
A.可能です。ご連絡いただければいつでも登録を解除できます。
登録について
▶︎ 【登録フォームはこちら】
(URLを設置)
最後に
参加するだけで、地域を支える一員になれる。横浜地域共助サポート登録制度は、企業・市民・まちが日常から頼りあえる社会を育てるための仕組みです。
運営事務局
横浜地域共助サポート登録制度 事務局(マイコミュ運営事務局 内)
本件に関するお問い合わせ
info@asmama.co.jp(担当:株式会社AsMama榊原)