ショッピングセンター内で
住民交流イベント
親子交流会がきっかけで専門店とコラボ開催に
イオン乙金ショッピングセンター × AsMama
<お話をうかがった方>
イオン九州株式会社
SC開発本部SC事業部
SC企画 マネジャー
廣田 るみ さん
AsMamaとはどんな取り組みをしていますか?
2017年8月から今夏OPENした「イオン乙金ショッピングセンター」において、地域住民のもうひとつの居場所を作るべく、毎日ご来店していただけるような店舗づくりをAsMamaさんと一緒に取り組んでいます。
具体的には、毎月2回、ショッピングセンター内で住民交流イベントを開催して地域コミュニティの拠点づくりを行っていること。またそれらの活動をママサポさんたちが周辺住民の方に口コミで伝えていただくことで、確実に情報を届けることを支援いただいています。
弊社とご一緒される決め手になったことは何でしょうか?
2014年、30代・40代のファミリー層が多い乙金地区に出店を検討していた時に、地域住民が集う場所を目指して「Big my home」というコンセプトを決めました。その時、地域の住民のみなさんにとって居心地のいい場所を作ったら結果的に来店頻度が上がるのでは?と考え、ショッピングセンターのシンボルとして1600平米の公園を配置した施設を企画しました。ただ、ハード面を用意できても、ソフト面はどうするかが懸案となりました。
そこで、AsMamaさんと協働し、公園やお店に遊びに来てくれた周辺住民同士が交流する機会を設けて、横の関係を子育てシェアで繋げていくのはどうか、と考えました。また販促費も限られた中で、スーパーの折り込みチラシもなかなか目に触れられない時代に、どうお店の価値を届けていくか、という課題もあり、口コミ広報という確実で無駄のない方法やSNSとの連携などAsMamaさんの情報発信力が決め手でした。
協働スタートしてからプロジェクトに変化はありましたか?
「イオン乙金ショッピングセンター」にご入店いただいている専門店様が協力してくださるイベントの企画が生まれ始めています。
例えば、月2回ショッピングセンター内で開催しているAsMamaさん主催の地域交流イベント以外にも専門店様各店で開催するイベントがあるのですが、ある日親子交流会を開催していたAsMamaさんを見られた写真の専門店「パレットプラザ」さんから、コラボ開催しませんか?といったお話が出てきました。12月には、写真をデコレーションして年賀状をつくる講座を企画しています。こうした店舗内での横の繋がりが生まれることで、店舗全体の情報発信力が強化されていくので大変ありがたく、今後もっと強化できればと思っています。
今後期待していることはありますか?
当初掲げたコンセプト通りに敷地内の公園は大変人気で、多くの近隣のファミリーの方々が日々遊びにきてくださっています。そのお客さまにご満足いただけるよう、品揃えなども柔軟に変更してどう売上UPに繋げるかを考えなくてはいけません。ですのでAsMamaさんには、まだ知られていない地域の方に店舗を知っていただきたく広域への広報と共に、ご来店していただいているお客さまのニーズをヒアリングしていただく事を期待しています。
そのためには地域の魅力や情報発信ができるママサポを増やすことを期待しています。「イオンもおしゃれな店作れるんだ!」と感じていただいて既存のブランドイメージを変えていけたらいいですね。
イオン乙金ショッピングセンター
http://otogana.aeonkyushu.com/