AsMamaが、園・学校のクラス単位で共助(シェア)コミュニティ実装の実証開始!
コロナ禍における子育て世帯のコミュニティ活性にも期待
地域の顔見知り同士でモノ・予定・送迎託児をシェアするプラットフォーム「子育てシェア」を活用し、街ごとの共助コミュニティ形成に取り組む株式会社AsMama(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:甲田恵子、以下AsMama)は、栃木県宇都宮市(以下宇都宮市)が推進する「スーパースマートシティ」実現のための実証実験実施企業に採択されました。
先進技術を取り入れ、子どもから高齢者まで誰もが豊かで便利に安心して暮らすことができるまち「スーパースマートシティ」を目指し、2021年7月から、ICTを活用した園・学校のクラス単位で子育て共助(シェア)コミュニティ形成にむけて実証を開始いたします。
本事業はUスマート推進協議会と宇都宮市が協力して支援する実証実験で、AsMamaは、子育て支援ニーズの多様化が進むと同時に、中心市街地での子育て世帯割合低下が課題となっている宇都宮市において、中心市街地の保育園/幼稚園・学校のクラス単位ごとに、保護者同士が送迎・託児やおさがり・おすそ分け等を頼り合えるシェア・コミュニティをICTプラットフォームの開発により設計していきます。
クラス単位でシェア・コミュニティが導入されることにより、共働き世帯の「休日託児」「一時託児ニーズ」に応えるだけでなく、おさがりやおすそ分けによる経済格差の解消や子育て負担の軽減、保護者同士の「共助」による教職員負担の軽減、防犯・減災のための共助基盤整備等に寄与することを目指します。
また、市街地における遊休地の活用やオンラインでの交流イベントも企画実施し、保育園/幼稚園(学校)の保護者同士の親睦及び活性化をはかるほか、市街地の賑わい施策や、地域企業との交流による愛着形成にもつなげていきます。
宇都宮市は、「共働き子育てしやすいまちランキング2018」(日本経済新聞社・日経BP社『日経DUAL』によ る共同調査)で1位をとるなど、子育てしやすい街として知られていますが、働き方や時代の変化に伴い、「休日保育」や「一時預かり」等のニーズが高まっています。また、人口に対する家族世帯が少なく単身世帯が多い等、世帯構成に偏りがあり、今後若年層と多世代の交流の場、及び共助につながる場も求められています。さらに、市民アンケートによると、中心市街地の印象について「にぎわっている」「楽しい」と思う人の割合が4割以下にとどまっており、多世代の愛着形成につながる賑わい施策も必要です。加えて、コロナ禍で従来に比べコミュニケーション機会が各段に奪われたり、オンライン学習による教育格差等が進む中、孤立せず子育てを互いに頼り合える環境の整備は重要度を増しており、ICTとリアルの両方で交流を活性化する取組みは、こうした課題解決にも寄与するものと思われます。
当社はこれまでにも、さいたま市美園エリア、奈良県三宅町等の自治体と連携した共助コミュニティ形成に取り組んでまいりました。本事業は民間連携によって、保育園/幼稚園(学校)ごと・クラスごとに、保護者同士が送迎・託児やおさがり・おすそ分け等を頼り合えるシェア・コミュニティを形成する画期的な事例です。
当社では今後、本実証実験を皮切りに、将来的には、園・学校ごとのコミュニティを塾・習い事の事業者コミュニティ等にも転用させていくことも視野にいれており、宇都宮市のように優れた子育て支援を行っている地域であっても解消していない、核家族化した現代社会における各家庭での子育て負担を、日常生活パターンや価値観の近い園や学校で知り合った気心知れた親同士の頼り合いによって解消することで、「もう一人産める」自信と生活及び子育て基盤を整備していくことに取り組んでまいります。
◆◆◆ 本件に関するお問い合わせ ◆◆◆
Email:info@asmama.co.jp/ TEL:045-263-6433/ FAX:045-330-5604
株式会社 AsMama 広報担当:川添華子