AsMamaとはどんな取り組みをしていますか?

舟橋村は面積3.47㎢の日本一小さな自治体です。平成に入ってからの約20年間で人口が倍増した一方、急速な人口増は、新旧住民のコミュニティの断片化や希薄化という大きな課題を残しました。

そこで、平成27年度からは地方創生「子育て共助のまちづくり」モデル事業を開始。
ゆるやかな助け合いのコミュニティの形成によって、「舟橋村でならもう一人子どもが生みたい」と思える環境づくりを進めています。

この最大の特徴は、村主導ではなく、民間事業者さんのビジネスとして挑戦していること。コンパクトな舟橋村での挑戦を県内外に広げていただき、富山県、そして日本が元気になることを目指しています。

(株)AsMamaさんとは、平成28年度に村が開催した県内ハウスメーカー向け勉強会で出会い、その後も引き続き意見交換や現場支援を行って頂きました。昨年度からは、子育てシェアアプリの中に村専用のコミュニティをつくっていただき、今年度はその本格運用を進めています。

弊社とご一緒される決め手になったことは何でしょうか?

県内ハウスメーカー勉強会にあたっては、参画事業者さんと意見交換・サウンディングを何度も繰り返していましたが、事業者の方々は、舟橋村の目指しているコミュニティのイメージや「コミュニティがビジネスになる」ということについて、なかなかイメージが描けないようでした。

しかし、講師としてお呼びした(株)AsMama代表・甲田さんのお話を聞いたとき、モヤモヤとしていたものがストンとご理解いただけたようです。私自身、(株)AsMamaさんのお話を聞いて、そのコミュニティ形成ノウハウや資金調達手法がとても新鮮で、これはぜひ村のプロジェクトに取り入れたいと思い、(株)AsMamaさんと対話を始めるようになりました。

その後、数年にわたってご一緒させていただいていますが、全国各地で展開されている様々なノウハウと多くの経験は、プロジェクトを進める上で非常に参考になっています。

協働スタートしてからプロジェクトに変化はありましたか?

コミュニティの商品化に実績ある(株)AsMamaさんの本村プロジェクトへの参画により、本村の総合戦略を推進するプロジェクトチームの気運が高まり、実現に向け取り組めています。

今後期待していることはありますか?

(株)AsMamaさんは、全国各地で事業展開されているので、本当に様々なノウハウを持っていらっしゃいます。ゆるやかなつながりづくりによる転入・出生率の向上という目標に向けて、また、村プロジェクトに関わる事業者の自走自立に向けて、ますます本領を発揮していただきたいです。

富山県中新川郡舟橋村HP:
http://www.vill.funahashi.toyama.jp/

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