気心しれた子どもも知ってる顔見知りのママと顔も知らない高額なシッターと、どちらが本当に安心ですか?
◆はじめに
あなたは、お友達に子どもを預けたことがありますか?
お友達の子どもを預かってあげたことは、ありますか?
私たちAsMamaが取り組んでいる「子育てシェア」は、顔見知り同士が安心して気兼ねなく送迎や保育を頼りあえる仕組みです。
でも、この「子育てシェア」が社会に広がり、当たり前の子育てインフラになるためには、ひとつ、とっても大切なことがあるんです。
それは大人たちが、「子育ては誰かを頼ったほうがいいんだ」という、信念を持つこと。
自分の子どもを預けたって、他人の子どもを預かったって、ぜんぜん問題なんてなく、むしろ子どもたちにとって、他人の世話になることは最大の成長機会だ!
という方向へ、意識をスイッチすること。そんな文化を自分たち自身で築くこと。
まるでバスやコンビニを使うように「子育てシェア」で助けあい、大人たちの可能性も子どもたちの可能性も最大限伸ばしあう社会になるために……。この本が多くの方を巻き込み、子育てを誰もがシェアするという新たな文化の最初の一押しになれたら幸せです。
株式会社AsMama 代表 甲田 恵子