AsMamaとはどんな取り組みをしていますか?

「HOP(E) STEP JUMP!!」を2016年12月に発足しましたが、AsMamaさんとは2017年7月から本格的にご一緒しています。

具体的には、AsMamaさんが全国で開催している「子育て応援フェア」に出展し、働きたいけれどまだ始められていないお母さまたちに本プロジェクトについてご説明し、ベン&ジェリーズのスクープショップでは1日2-3時間からでも仕事が出来るということをお伝えしています。また、「子育てシェア」というAsMamaさんのインフラを活用することで、安心して第一歩を踏み出してもらえるような提案をしています。

実際にご興味を持ってくださったお母さまには「託児体験付きセミナー」に参加していただき、実際の職場見学をしながら、先輩ママのお話を聞いたり、参加者同士で交流したり、お子さまをママサポーターに預けて安心してご参加いただく環境を整えています。もちろん、アイスを召し上がっていただきながら!

弊社とご一緒される決め手になったことは何でしょうか?

「HOP(E) STEP JUMP!!」をスタートした当初はプロジェクト自体の周知ができず、実際にセミナーや職場体験に参加してくださる方がほとんどいませんでした。広報期間の短さなど、様々なことが原因で、プロジェクト全体を見直す必要がありました。私たち自身が社会に貢献していくのであれば、サステイナブルに長く続けていく必要があるし、限られた予算をどう有効活用するか、と試行錯誤して考え行きついたのが、今回の協働でした。

広報がきちんとできて、「子育て応援フェア」など継続的に活動を行って子育て世帯ときちんと繋がっている会社がAsMamaさんだと思います。多くの子育て世帯と繋がっている一方、細やかなところまで目が行き届いていて、私たちパートナー企業にも細かなアドバイスがいただけます。

例えば「〇歳の子どもにはこんなケアが必要ですよ」など、プロとして丁寧にご対応頂けるので、ご一緒していてすごく安心です。また企業と個人の一方通行ではなく、子育て世帯同士を繋ぎ、かつ500円で気軽に託児がし合えて様々な世帯が参画していることから、プロジェクトを多くの人に届けられると思いました。

協働スタートしてからプロジェクトに変化はありましたか?

前回と比べた時に実際にスクーパー(店員)としてママの採用ができているのが大きな変化です。「ここがダメでした、あれがダメでした」と改善点を指摘してくださるより「こうしたほうが大きくなります、こうした方がよくなります」という提案してくださるので、担当者として、このプロジェクトが大きくなるビジョンを描きやすいです。これは委託しているスクープショップ運営会社の方や店長やスタッフも皆感じていることだと思います。

今後期待していることはありますか?

ベン&ジェリーズではソーシャルミッションを持っており、利益の一部を社会に還元するのではなく、事業自体が社会に還元するような形で事業を行っています。「気候変動」や「人権問題」などに世界的規模で取り組んでいるトピックですが、日本発祥の取り組みとして「女性の就労支援」をテーマに選びました。待機児童問題や少子高齢化など、特にママの社会進出の支援が日本社会の経済的成長にも繋がると思います。

同時にベン&ジェリーズの店舗では安定したシフト組みに悩んでいました。「ソーシャルミッションの一環として社会が必要としていることを提供しながら、店舗の需要が満たせる可能性」を加味し、本プロジェクト名にも込められた「第一歩」を踏んでもらい、そこからそれぞれのキャリアを築いていってほしいと私たちは考えています。

他社様から人材不足についてよくお話を伺うのですが、きっと他社さんでも同様のことを悩んでいるはずだと思います。同じ課題をもつ企業同士がAsMamaさんをHUBに繋がって、この活動自体の規模を大きくし、ママにとって、ますます魅力的で社会にとって必要とされていることを実現できる事業にできればと考えております。

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